臨床成績

■トランスサイレチン型心アミロイドーシス(野生型及び変異型) 国際共同第Ⅲ相試験(HELIOS-B試験)

薬力学

血清中TTR濃度

(1) 投与30ヵ月時点までの血清中TTR濃度のベースラインからの変化量の推移
[薬力学的評価項目]

全体集団では、アムヴトラ群における血清中TTR濃度のベースラインからの低下率(中央値)は、投与6週時点で69.0%、投与30ヵ月時点で86.8%であった。

投与30ヵ月時点までの血清中TTR濃度のベースラインからの変化量の推移(PD解析対象集団)

投与30ヵ月時点までの血清中TTR濃度のベースラインからの変化量の推移(PD解析対象集団)
(2) 投与6ヵ月時点~36ヵ月時点までの定常状態での血清中TTR濃度の変化率
[薬力学的評価項目]

アムヴトラを3ヵ月に1回反復投与した場合の投与6週~30ヵ月の期間において、定常状態のトラフ時の血清中TTR 濃度の低下率(中央値)は、アムヴトラ群で82.53%、プラセボ群で8.29%であった。

投与6ヵ月時点~36ヵ月時点までの定常状態での血清中TTR濃度の変化率(PD解析対象集団)

投与6ヵ月時点~36ヵ月時点までの定常状態での血清中TTR濃度の変化率(PD解析対象集団)